ロサリオ選手の不振から緊急補強されたのがナバーロ選手。
ナバーロ選手は元阪神のマートン選手とも3Aで共にプレーしたことがあるそうで、マートン選手からもエールがあったみたいですね。
タイプ的にも大砲というよりもアベレージ中心だそうなので、全盛期のマートン選手のように安打を量産することができるんでしょうか?
そんなナバーロ選手の年俸とメジャー時代での成績をチェック!
そして阪神でのポジションや守備の評価についても調べてましたのでご覧ください
ナバーロが阪神に入団!年俸は?
2018年6月15日に阪神タイガースはシカゴカブス傘下の3Aのエフレン・ナバーロ選手と契約が成立しシカゴカブスからの譲渡が決まったと発表しました。
金本監督としては2軍調整中のロサリオ選手とナバーロ選手をオーダーに組み込んだ強力打線を考えているようですね。
阪神は貧打に喘いでいますので起爆剤としてナバーロ選手を獲得したのでしょう。
3Aでチームメイトだった元阪神のマートン氏とも交流があるそうで色々日本の投手についても聞いているようですね。マートン氏の素晴らしい記録に少しでも近づきたいと話しているのだとか。
ちなみに今季終了までの年俸は30万ドル、日本円で約3300万円の契約。
背番号は99番。
高いのか安いのか現段階ではわかりませんが、マートン選手並みの活躍を見せてくれるのであればかなりお買い得な選手でしょう。
活躍すれば2019年の契約もありますし、大幅な年俸アップにも期待ができますね。
メジャーの通算成績は?3Aの成績もチェック
メジャーでの通算成績は157試合出場、323打数78安打で打率0.241、ホームランは3本、打点22、三振70個で出塁率0.304、OPSは0.635となんとも言えない数字です。
マイナーでの記録は2011年から2018年までのシーズンで打率3割越えが5回で2013年にはシーズン167本ものヒットを放っています。
ホームランはキャリアハイでも12本なのでホームランバッターではなくやはりアベレージヒッター寄りなのかなと。、それこそ本当にマートン選手と似たタイプなのかもしれませんね。
メジャーでは飛躍することはできませんでしたがマイナーリーグではしっかりと成績を残しているナバーロ選手ですから、日本の投手にうまくハマれば年俸以上の働きをしてくれるのでないでしょうか。
ポジションは一塁と外野!守備の評価は?
そんなナバーロ選手は一塁手と外野を守れるそうですが、ポジションは主にメジャーではファーストを守っていたようです。
ファーストの守備ではノーエラーで、守備防御点4という高い守備力を見せています。
レフトとライトでもノーエラーを記録しレフトの守備では守備防御点2点という優秀な記録を出しています。
ちなみに守備力防御点はその選手がシーズンで平均的な選手よりも何点失点を防いでいるかというものですね。
こちらの動画を見る限りグラブ捌きも上手そうですし、一塁の守備においてロサリオ選手よりも断然安心できそう感じです
ホームランバッタータイプじゃにないにしてもパンチ力も結構ありそうですし、1シーズン出場し続ければ3割20本弱といった成績は期待できるのかなという印象です。
今の時点ではファーストの守備につく可能性が高いですが、外野の守備も安定していますので、高齢の福留選手の休養や、糸井選手の休養、外野陣の急な怪我の時には外野を守ることもあるでしょう。
もちろんロサリオ選手が復調し2軍から帰ってきたら外野での起用がメインとなると思います。
レフトでアベレージヒッターだとやっぱりマートン選手を思い出しますね。
そのくらい活躍できれば阪神の悩める打線もかなり上向きになってくるでしょう。
阪神の外国人野手は外れが多い
いうまでもありませんが、阪神の外国人野手は成功率がかなり低いです。
阪神の助っ人外国人と言えばオールドファンは、ランディーバースを思い出すのではないでしょうか。
他にもマートンやゴメス、メッセンジャー、ブラゼルなど有能な助っ人がいますが意外にも成功例は他球団と比べて圧倒的に少ないです。
ブラゼルはシーズン47本のホームランを放ちましたしマートンはシーズン200安打を達成しました。
ゴメスもシーズン100打点を記録していますし、当たれば大きいですが、外れ具合も大きいんですよね。
特にやばかったのは、マイク・グリーンウェルではないでしょうか。
当時の球団最高年俸の3億円で入団し、春のキャンプで背中を痛め一時帰国。
帰ってきたのは4月下旬で5月3日の広島戦で初出場。その後5月11日の巨人戦で足に自打球を当てて骨折すると野球をやめろという神のお告げと訳のわからないことを言って5月16日に帰国してしまいました。
その後帰ってくることはなく、阪神から契約不履行で訴えられたりもした伝説の選手です。
阪神が本来獲得するべき新外国人助っ人は大砲選手なので、今回のナバーロ選手のような中距離打者ではないのかなと思います。
なのでナバーロ選手が2019年以降契約を結ぶには相当なインパクトと残さないと難しいのかなという印象。
金本阪神になってからのヘイグ選手、キャンベル選手やシーズン途中で加入したロジャース選手はイマイチなのでそろそろ安定した外国人野手が固定されてほしいですね。
まとめ
いかがでしたか?
ハズレの外国人がまあまあ多い阪神ですが、ナバーロ選手はどうでしょうか。
MLBドラフト50巡目からメジャーに這い上がった苦労人ですから、是非とも日本ではそのハングリー精神を生かして頑張って欲しいです。
福留選手もシーズン通しての出場は難しいですし、糸井選手に依存するのもリスクが高いのでナバーロ選手の活躍が2018シーズンの阪神の鍵を握りそうですね。
ロサリオ選手、ナバーロ選手がシーズン終了と同時にダブル解雇状態であれば阪神の成績はよくないことになってるのでそれだけは避けたいところ。
何とかナバーロ選手の奮起に期待したいですね。
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