2017年ドラフトで阪神タイガースから4位指名を受けた島田海吏選手。
とにかく俊足がうりの選手で、走力だけを取れば即1軍でも通用すると言われいます。
そして守備範囲も広く、「赤星二世」として、首脳陣からの期待も非常に高いんですよね〜。
今回はそんな島田海吏選手のプロフィールや周囲からの評価。
陸上100mで桐生に勝ったと言われている過去や、その島田選手の走力が弱い阪神にとって大きな武器となるのか?
そして、出身中学や高校時代についてと、色々書いていきたいと思います!
島田海吏のプロフィール!評価はどう?
1996年2月6日生まれ
熊本県宇土市出身
身長:176センチ
体重:74キロ
投打:右投左打
ポジション:センター
上武大野球部で2年の春からレギュラーとして試合に出場している島田海吏選手ですが、周囲からの評価はどういったものなのか?
チェックしてみました。
まず島田選手といえば俊足が一番の武器となっていて、阪神タイガースの吉野スカウトは
「脚力があり、広い守備範囲が魅力の俊足外野手。打撃面はシャープなスイングでバッドコントロールも秀でたものがある。盗塁もでき、将来的には上位打線でチームを牽引する役割が期待される選手」
と語っており、非常に評価が高いですよね〜。
阪神としては、赤星選手の引退以降、俊足で守備範囲の広い外野手が出てきていないので、島田選手にはその辺りの役割を担ってほしいと思っているのでしょうね。
他にも中日ドラゴンズの正津スカウトは
「足は2017年ドラフト候補でもトップレベル。肩も強くて守備が良いですし、振れるようになって打撃に力強さが出てきました。プロでも赤星憲広のような選手になったら魅力ですね」
と言っていて、やはりどのチームのスカウト陣も、島田選手のストロングポイントは「脚力」と捉えているようですね。
しかし、脚力ばかりが取り上げられている島田選手ですが、バッティングセンスも高い選手で、大学でも3年春のリーグ戦では、打率4割6分9厘と驚異的な成績を叩き出し、首位打者に輝いています。
大学通算成績も51試合で、打率3割2分9厘、打点33、盗塁30と通算成績でも3割以上を打っているので、決してバッティングは悪くないですよね?
まぁ一発のあるタイプではないのですが、ヒットメーカーとして成長してくれれば、赤星選手のような走塁のスペシャリストになり得るかも知れませんね。
ただプロ入り後の課題としては、三振数が少し多いようで、島田選手のようなタイプは四球などを選び、出塁率をあげていきたいので、選球眼が課題となりそうです。
陸上100m経験で桐生に勝った過去も?
近い将来、走塁のスペシャリストになりそうな予感がプンプンする島田海吏選手ですが、なんでも陸上100mの経験者で桐生選手に勝った?と言った噂話が囁かれており、その辺りの真相をチェックしてみました。
調べてみると、どうやら中学校の頃に本当に桐生選手に勝っているみたいなんですよね〜。
島田選手自身は野球部に所属していたようなんですが、足の速さを買われ陸上大会に参加すると、100mを11秒1で熊本県大会を優勝し、全国大会に出場することになり、その予選で桐生選手に勝っちゃったみたいですね。
なんでも当時桐生選手は足を怪我していたようで、ベストコンディションではなかったようなんですが、それでも後々のオリンピック選手に勝っちゃうんですから、島田選手は相当な足があるんでしょうね。
しかし、阪神タイガースから指名され、桐生選手に勝ったという情報がフォーカスされすぎて、島田選手自身は戸惑っているようで、早く本来の野球で注目されたいと思っていると思います。
走力が弱い阪神にとっては大きな武器
中学の頃に桐生選手に勝つほどの脚力がある島田海吏選手ですが、走力が弱い阪神にとっては大きな武器となりそうですよね〜。
2017年ドラフト3位指名をした熊谷選手も50m5秒9の俊足なんですが、島田選手は5秒7ともう一つ速く、この2人が阪神に機動力をもたらしてくれることは間違いないと思います。
今までの阪神は大和選手や俊介選手、高山選手など、周囲からは俊足と言われている選手は沢山居たのですが、実際のところほとんど盗塁を仕掛ける場面を目にしませんでしたよね。
実際、2017年シーズンの3人合計の盗塁数は9回となっています。
かなり少ないですよね?
なので、島田選手ほどの俊足と走塁技術があれば、試合にさえ出場できれば、プロ入り1年目からこの数字を超える可能性は十分あるのではないでしょうか?
出身中学や高校時代について
阪神の機動力野球の原動力になりそうな島田海吏選手ですが中学や高校時代はどういった選手だったんでしょう。
熊本県宇土市出身の島田選手は地元の鶴城中学校に通っていたようです。
当時は中学校のクラブに在籍し、切磋琢磨していました。
そしてその当時に桐生選手に100mで勝ったようですね。
高校は九州の名門九州学院に在籍し、1年の秋からレギュラーを獲得していました。
2年生時には春の甲子園に出場、打率3割3分3厘を記録したのですが、2回戦で大阪桐蔭に負けてしまったようですね。
それが唯一の甲子園出場となっています。
当時の一学年上には現楽天イーグルスの大塚尚仁投手や、中日ドラゴンズの溝脇隼人選手などがおり、さすが名門九州学院といったところ。
アベレージヒッタータイプなので、鉄壁な二遊間の1人として君臨してほしいですね!
まとめ
ここまで阪神タイガースの将来のリードオフマン島田海吏選手について色々と書いてきましたがどうでしたか?
やはり島田選手といえば、桐生選手にも勝った走力が持ち味の選手ですよね〜。
そして、その走力を活かした守備範囲の広さもありますし、調べれば調べるほど赤星選手二世の期待が高まります。
現在の阪神タイガースは広島カープのような機動力野球を目標としているのですが、なかなか現実には上手くいっておらず、島田選手にはその機動力野球を引っ張っていって欲しいものですね!
この記事へのコメントはありません。