阪神からドラフト2位で指名された富士大の小野泰己投手
今回の大卒ドラフトでは投手が主に目立っていましたが、創価大学・田中正義投手、桜美林大学・佐々木千隼投手、明治大学・柳裕也投手に注目が集まっていただけに小野投手の認知度はこれからといったところでしょうか。
とはいえ、MAX152キロの速球は魅力的ですね。
阪神の右腕で先発が約束されているのは藤浪投手、メッセンジャー投手だけなので、大いに期待できるのではないでしょうか?
早速、小野泰己投手の評価、プロフィールと中学高校時代の成績について迫っていきます~
小野泰己(阪神)のプロフィール!家族構成は?
1994年5月30日
福岡県北九州市出身
身長:183センチ
体重:75キロ
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
小野投手の家族構成については両親、姉、兄の5人家族だそうですが、詳しい情報についてはまだ入っていないのでこれから飛躍してからになりそうですね。
冒頭にも書いていますが、最速が152キロでストレートも常に140キロ台を維持しているんだとか。球種はのスライダー、フォーク、カーブですが決め球にフォークを多用することが多い投手です。
豪腕投手は今の時代珍しくはありませんが、プロで通用する変化球が1つあれば抑えれるケースが多いので小野投手のストレートも魅力的ですが、フォークに期待したいですね。
プロで鍛えればまだまだ延びると評判なので、1年目を経験して年々球速も伸ばしていって貰いたいところですね!
何せ同級生の藤浪投手は、160キロを計測しているだけに同じ右腕として競い合いあえば投手陣の底上げになるので期待しています。
小野泰己(阪神)の経歴!中学高校時代の成績を調査!
小野投手は「大原小学校」に入学すると1年生のとき野球ではなくソフトボールから始めたそうです。
野球を始めたのは「上津役中学校」に入ってからということで、プロ野球選手にしては遅い野球デビューと言えるでしょう。
中学校の軟式野球部に所属したわけですが、2年から投手を始めたそうですね。
よくある中学時代に全国大会優勝やベスト3といった経歴はないまま「折尾愛真高校」に進学します。
折尾愛真高校では2年生の秋からエースを務めて3年生春の福岡県北部大会でベスト8に貢献します。
この春の北部大会では強豪の九州国際大付に惜しくも1-2で敗れましたがこの試合で145キロをマークすると三振の取れる投手ということで、プロから注目される存在となったわけです。
ソフトボールから始めて中学2年生で軟式野球での投手デビューなので、わずか6年の投手歴でプロから注目されるって凄いことですよね。
でもその後のNHK杯に出場すると九産大九産高校を相手に乱調して3回9失点という汚点を残してしまうことになりました。
そして、3年の夏には右膝半月板損傷で1イニングのみの登板で高校最後の夏は予選一回戦敗退で終わってしまうことに。
甲子園経験はなし。
その後、小野投手は高校からプロ志望届を提出します。
ソフトバンク、日本ハム、巨人から興味を持たれていたので本人も期待していたと思いますが、結局ドラフト指名はありませんでした、、、まだドラフトで指名される程の知名度が追いついてなかったかもしれませんね。
小野投手は高卒でのプロを諦めて富士大学に進学したというわけです。
高校時代は甲子園に出場していないだけに小野投手はドラフト2位指名されてからのコメントをこのように残しています。
“甲子園は高校時代に目指していた。そこでできるのがうれしい”
プロ入りも夢ですが、甲子園のマウンドに立つことも大きな夢だったということであとは阪神の投手としての活躍が待たれますね。
小野投手が練習試合、オープン戦でストレートが通用するのかチェックしておきます~!
小野泰己(阪神)の評価は?即戦力?
阪神はドラフト2016では即戦力右腕を狙っていましたが、ドラフト1位には内野手の大山選手を獲得しています。
なので、構想としては今回のドラフト入団投手から即戦力として活躍する投手を生み出さないといけないということになりますよね。
阪神を含めた各球団のスカウト陣の評価はこんな感じです。
疲れた表情を見せてない。体に無駄な力が入ってない。力まないで投げて150キロ近く出せている
関節の柔らかさと使い方でスピードが出ている。まだ筋力がないので、力がつけば(球速は)さらに上がる。伸びしろに期待
素晴らしい素材
150キロ超えじゃなく、アベレージで(速い球を)投げられるのがいい
馬力もあるし、西武の岸タイプ
しなやかできれいな腕の振りは、西武の岸(孝之)のようだ
どうやら武器は最速152キロもそうですが、最遅92キロのスローカーブに手元で鋭く落ちるフォークのようですね。
これからさらに武器も増えていくでしょうけどタイプ的には西武の岸投手ということが評判になっていますね。
まぁ、そう甘くはありませんが評価を見ていると十分に即戦力の器を感じます。
そんな小野投手の動画はこちら~!
同級生の藤浪投手は高卒として開幕3戦目に先発登板して1年目からシーズン通してローテーションを守っているだけに小野投手も負けてられませんね。
先発完投型とも見られているし、奪三振王のタイトルを獲れる印象があるかなと。
2016年のセ・リーグ奪三振王は巨人の菅野投手ですが、
2012年:能見投手
2013年:メッセンジャー投手
2014年:メッセンジャー投手
2015年:藤浪投手
という感じで4年連続セ・リーグの奪三振王が阪神の投手というのも凄い話ですね。
小野投手もそういう投手になれる素材があるので楽しみです。
藤浪投手、メッセンジャー投手、岩貞投手に続く先発候補として期待できるのではないでしょうか。
管理人のまとめ
小野泰己投手をドラフト2位で指名したわけですが、2位で一本釣りってどうなの?っていう意見もあるかもしれませんが、ラッキーだったのかなという印象があります。
制球力が心配な部分がありますが、ボールだけを見た感じでは十分に即戦力として使って欲しい気はしています。
もちろん金本監督もその意向だと思いますが、2017年先発ローテーションの構想は現在どうなっているかですよね。
同級生の藤浪投手と一緒に奪三振王を争うことになれば面白いですね。
小野~!開幕ローテ頑張ってー!
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