藤浪晋太郎投手がWBC2017に選出されたことで、
先発?
リリーフ?
ということで、何かと注目されていますが、当初小久保監督は藤浪投手を先発としての起用を明かしていましたが、リリーフとして起用が濃厚とも言われています。
が、しかし藤浪投手はWBCの強化合宿で165球を投げるなど、状態が良いのか評価が上がって先発として再浮上しているわけです。
大谷選手がまさかの怪我の悪化で辞退になったことで、藤浪投手が先発の柱として見てみたいのは当然ながらありますよね。
必ず劣勢となる場面を迎えるので、そんなときの”救世主”にでもなれば阪神ファンとしては嬉しい限りです。
メジャー組の招集がほぼないだけに、ここで世界にいいアピールする上でもできるだけ長い登板したいところでしょう。
そんな感じで、今回は藤浪晋太郎投手がWBC2017に出場することで、
リリーフ?先発?ということに迫りながら将来気になるメジャーの評価もチェックしていきたいと思います~!
藤浪晋太郎がWBCではリリーフ?先発?
侍ジャパンに小久保監督が就任してから、投手の中心は
大谷・藤浪
ということで明かされていました。
ところが、藤波投手はご存じの通り2016シーズンは考えられない不調に陥り小久保監督の評価も当時は下がったように思えます。
現に、WBC2017のメンバーに選ばれたのも終盤になってからなので周囲の声もあるだけに悩んだかもしれませんね。
ただ、国際試合は昨シーズンの成績だけで決まるものじゃなくて、スター性のある選手を選ぶ方が良いという意見もありますし、大舞台の短期決戦なだけにもってる選手の活躍は過去の大会を見ても必須なわけです。
そして、藤浪投手が先発なのか、リリーフなのかということについては
現在の侍ジャパンの先発4本柱の
菅野投手
則本投手
石川投手
武田投手
は当確と言われていますが、WBC2017が開幕するまでに藤浪投手は強化試合で先発することが決まっています。
結果次第では5人目の先発として浮上しているわけですね。
とはいえ、先発の柱が5人で回すってことは日程的に考えにくいので、上記の4投手と藤浪投手の状態を見ながら入れ替えになっていくと思われます。
というか、前回のWBCを見ても当初の先発組は、ほぼ崩壊に近い状態だったので今回もその辞退を想定しているはず。
ですから、本番に各先発陣が登板する毎に不安定なら先発は外れて当然となります。
今回のWBC2017侍ジャパンの各投手は
先発専門は先発として使う。
中継ぎ専門は中継ぎとして使う。
抑えは抑えとして使う。
という方針のようなので、そう考えるとやはり藤浪投手の先発は十分に考えられるのかなと。
投手、野手に限らず日替わりスタメンオーダーが激しくなってしまうと危険ですね。
現に、第二回のWBCでは我ら藤川球児投手が抑えとして登板していましたが、状態が上がらず結局ダルビッシュ投手が抑えを務めて胴上げ投手になったこともありましたから。
⇒藤川球児が背番号22に復活!2017で引退?全盛期がすげぇぇぇ!
藤浪投手は頭良くて軌道修正能力が早いことで有名ですが、短期決戦では待ってくれませんので、仮に先発を務めたとしたら、その初登板の結果次第で二回目以降も大事な試合での先発を任されることになるんじゃないでしょうか?
不安要素と投球スタイルは?
藤浪投手が先発だろうとリリーフであろうと、もっとも心配されるのは
コントロールです。
2016シーズンあれだけの成績で終わった大きな理由は序盤でコントロールを乱して自滅するパターン。
荒れ球スタイルなのでそれが武器ともなっていましたが、WBCは球数制限があるわけですよね。
1人の打者についてフルカウントに近い状態で勝負はできるだけ避けないといけません。
それに、ストレートでガンガン押すスタイルも国際試合となると相手はストレートに慣れてる選手が多いので、パワー勝負ではなかなか普段のように抑えるのも難しいとみています。
過去の強化試合でもパワー勝負で打ち込まれるシーンもありましたから。
という経験もあってか、今回は変化球を上手く利用していくスタイルに工夫されているようですね。
強化合宿で165球もブルペンで投げた日もありましたが、いろんな試行錯誤の意識が強いのかなという印象も受けるわけです。
もともとあるカットボールやツーシームを使い分けて、先発・リリーフどちらの準備もされているということで、今回の経験が2017シーズンに活かされそうなのでこれまた楽しみですね。
藤浪晋太郎メジャーの評価は?
藤浪投手も常に「メジャー」というキーワードが浮上する投手となりましたが、実際メジャーの評価はどうなんでしょうか?
何かと高校時代から比べられてきた大谷選手のメジャーの話題で影に隠れるようなこともありましたが、大谷選手のレベルが高すぎます。
とはいえ、藤浪投手も球界を代表する投手なわけで、投手の実力からするとメディアが報じるほどの差はないのかなと。
きっと、大谷選手がいなかったら藤浪投手の脚光が凄いことになっていたでしょうね。
そして、藤浪投手のメジャーの評価については、やはり高いです。
WBC2017が開幕するに当って米メディアは侍ジャパンの注目選手を挙げているわけですが、その中に我ら藤浪投手も入っているわけですよね。
藤浪投手がメジャーから評価されている理由は、特徴でもあるストレートとスライダー系のボールでの奪三振数かなと思われます。
WBC2017で藤浪投手が本来の力を出せば、危険な存在となるということで、アメリカも警戒しているようですね。
ドラフト当時は大谷選手よりも藤浪投手の方が評価が高かったということもあってか、以前からメジャーから視線は浴びていたように思います。
藤浪投手は何れメジャー挑戦も視野に入れていると思いますが、寂しい気持ちもありますが、阪神のエースからメジャー球団のエースに羽ばたいて貰いたいという思いも個人的にはありますね。
メジャーへのアピールにこれ以上ない舞台がWBCなわけですから、藤浪投手も相当気合いが入っていることだと思いますので、先発だろうと、リリーフであろうと好投してもらっていい状態で2017シーズンを迎えてほしいなと。
⇒2017 WBCオーセンティックユニフォーム・藤浪 晋太郎
まとめ
以上、藤浪晋太郎のWBCとメジャーの評価について迫ってみました。
過去のWBCで歴代の阪神で選ばれた選手でいうと
藤川球児
久保田智之
岩田稔
能見篤史
鳥谷敬
の5選手。
当時の久保田投手は登板がなかったと思いますし、他の4選手もぱっとした印象がなかっただけに藤浪投手は大きなインパクトを見せてほしいですね。
やっぱりあれだけの大舞台ですから先発としての活躍を期待したいです。
他の投手陣も素晴らしいと思いますが、大谷選手が欠場となるなら藤浪投手が出てこないとダメでしょう~
メジャーの評価も気になるところではありますが、阪神で沢村賞を獲って文句のない成績を積み重ねてほしいですね。
歴代の阪神のエースを見ても藤浪投手はトップクラスの器だと思いますので、WBC2017の飛躍、そして2016シーズンの悔しさを2017に挽回してもらいましょう~
この記事へのコメントはありません。