阪神が、2017シーズンの新外国人投手として、レッドソックス傘下3Aのローマン・メンデス投手をリストアップしているとの情報をキャッチしました。
1990年7月25日生まれ、ドミニカ共和国出身の26歳。1メートル91センチ、86キロの右投げ右打ちの投手です。
最速159キロを誇る右腕は、勝ちゲームを締めるクローザーとしてふさわしい逸材といえるでしょう。
2016年、最後まで勝利の方程式を固定できなかった阪神ですから、クローザーは2017シーズンのV奪回を目指す補強ポイントとしてはとても重要なポジションの一つとなります。
メンデス投手が、2017年の甲子園のマウンドに立っている可能性も低くはないでしょうね。
今回は阪神の新たな守護神候補・メンデス投手獲得の真偽と、2016年に守護神として活躍したマテオ投手との併用について、
そして、メンデス投手のメジャー時代の成績についても調べてみましたので、どうぞご覧ください~!
阪神がメンデスを獲得調査!守護神候補でマテオとの併用?
メンデス投手の獲得について、球団幹部は「調査を続けている候補の一人」と認めています。
獲得の「調査を続けている」と認めるということは、単に「こんな投手がいるらしい」というリストアップだけではなく、相当に「興味を持っている」ということにまちがいありません。
まぁ、最速159キロは魅力的ですよね!
とはいえ、数々の外国人投手が来日してきますが、ほぼ全ての投手が入団前に告知された最高球速まではほど遠いことを知ってますので正直これだけは信用できませんね!
でもかなり具体的な条件の交渉に入っている可能性も十分にあるという話でしょう。実際、交渉は最終局面を迎えているという報道もされていますからね。
ということで、2017シーズンの守護神には、かなり高い確率でメンデス投手が起用されるのではないかと思っています。
2016年の阪神は、マテオ投手が試合の最終盤を締めるシーンを多く見ました。
結果的にマテオ選手は52試合に登板して防御率1.80で20セーブを挙げているので数字的にはいいのですが、阪神ファンの残像にはやはり全盛期の藤川投手を見てるので、明らかに物足りないです。
それにシーズン中に何かと問題というか、成績的なことなど問題視されていたのでまたやらかすのでは?と個人的には思っています。
なので保険的な言い方ですが、
メンデス投手も投げてみないとわからない
マテオ投手も絶対的な信頼はない
ということなら守護神を併用してもいいのかなと思います。
というか十分にあり得るかなと。
2017年、マテオ投手とメンデス投手の状態をみて併用する方がチーム側としたら計算できますからね。
中継ぎから抑えは阪神の弱点でもあるので、1人の投手に100%任せるのはリスクです。結果2016には高橋投手に相当な負担がかかったのもありますから。
2017シーズンから中継ぎに回ることが濃厚な岩崎優投手、もしくはストレートに威力のある石崎剛投手が7回に登板し、マテオ投手が8回に、そしてメンデス投手が9回を締めるという感じでどうですかね。
これで「IMM」という新しい勝利の方程式が完成します(笑)
2007年、岡田監督の元で年間90試合登板という日本プロ野球新記録を樹立した「JFK」にも負けない、新しい伝説を作り上げてほしいですね。
いずれにせよメンデス投手、早く見てみたいなあ。
メンデスのメジャー時代の成績は?
さて、そのメンデス投手ですが、メジャー時代の成績はどんなものだったのでしょうか。
メンデス投手は2007年、17歳でボストン・レッドソックスと契約を交わしてプロへの第一歩を踏み出しました。
その後、ダルビッシュ有投手が所属するテキサス・レンジャーズへ移籍し、2014年7月にメジャーデビューを果たしています。
デビュー直後には、当時トロント・ブルージェイズに在籍していた川崎宗則選手と対戦してセンターフライに、さらに当時ニューヨーク・ヤンキースにいたイチロー選手とも対戦してセカンドゴロに打ち取っています。
俊足巧打の2選手をいずれも凡打に退けているあたり、なかなか期待の持てる投手なのではないでしょうか。
レンジャーズでメジャーデビューした2014年には30試合に登板し、翌2015年にはレッドソックスに復帰しています。
メジャー通算では45試合すべて中継ぎとして登板し、
0勝2敗、防御率3・09
という成績を残しています。
2016シーズンのメジャー登板はかないませんでしたが、3Aで32試合に登板。4勝2敗2セーブ、防御率3・38という成績を残しています。
防御率は1点台で球界のエース、2点台でチームのエース、3点台前半で優秀という評価もされる数字です。
メジャーという大舞台で残したメンデス投手のこの成績も、決して悪いとは言えません。日本球界でも大きな足跡を残してくれることを期待させますね。
メンデスが阪神に入団決定!
ローマン・メンデス投手が阪神に入団決定となりましたね!
配置的には守護神ということでどこまで自慢のストレートが通用するのが楽しみです~!
もともと日本の野球に興味があるということなので、文化にも馴染めそうですね。
甲子園の9回裏の雰囲気を物ともしないメンタルをもっていることを祈ってます^^;
まとめ
メンデス投手ストロングポイントは160キロにならんとする、威力満点の速球です。
しかも190センチ超の長身から投げ下ろされてくるわけですから、打者にとっては脅威そのものでしょうね。
さらにさらに、まだ26歳という年齢は大きな伸びしろも期待させます。阪神に入団して、同じ長身右腕のメッセンジャー投手などから的確なアドバイスを受けることができれば、より大きな成長が望めますね。
もう一つ、出身国も大きなメリットですね。
ドミニカ共和国といえば、マテオ投手やゴメス選手(退団?)とも同郷ですから。
陽気な彼らと一緒なら、初めての日本での生活もホームシックに陥ることもなく、楽しく過ごせるんじゃないですかね。
そんなこんなの状況から、阪神はメンデス選手にとって、日本球界の中で最も活躍しやすい環境といえそうです。
リラックスして、自分本来の持ち味を発揮してほしいと思いますね。
待ってるよー、メンデス!
この記事へのコメントはありません。