阪神契約更改・年俸予想2024!増額・減額・現状維持は誰?

阪神年俸予想2024

18年ぶりの優勝を果たした2023年の阪神タイガース。

今年はチーム防御率が2.66という素晴らしい投手陣を中心に活躍しました。主力選手たちのポジションが固定され、またコンバート(ポジション転換)もうまくいき、大きなミスが少なかったのが特徴です。

防御率以外にも、岡田監督が四球の評価を見直すよう球団に提案した結果、チームの四球数が急増し、それがリーグ1位の得点数に貢献しました。

優勝したことで、各選手の年俸にも影響が出るでしょう。2024年の年俸は、優勝の影響を受けて大幅にアップする可能性が高いです。特に活躍した選手や若手選手は、来年の契約交渉で良い条件を引き出せる可能性があります。

これらの背景を踏まえて、今回は2024年の年俸が「増額されそうな選手21名」「減額されそうな選手7名」「現状維持が予想される選手3名」をピックアップして、合計31名の選手の契約更改後の年俸を予測してみました。

下記の選手は除外しています。
※梅野隆太郎(複数年契約中)
※西勇輝(複数年契約中)
※岩貞祐太(複数年契約中)
※岩崎優(複数年契約中)
※外国人選手

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阪神年俸予想2024!【増額組21選】

2024年の契約更新で年俸がアップしそうな選手を21人ピックアップ。

近本 光司【サイン】

・2023年の年俸:1.7億
・2024年の年俸予想:2.5億~3億(8000万~1.3億増)⇒3.2億(1.5億増)

近本光司選手は毎年スロースターターとされていますが、今年は序盤から好調で、4月には打率.341、5月には.327という高い成績をマークしました。

オールスターのファン投票では両リーグで最多得票を獲得しました。フルイニングでの出場が期待されましたが、7月に右脇腹に死球を受けて右肋骨を骨折し、一時期は離脱。それでも復帰後は好調を維持し、得点圏打率のタイトルを獲得。さらに「盗塁王」も2年連続で、通算4度目の受賞を果たしました。

入団以来最も安定したシーズンを送り、大きく優勝に貢献したことから、現在の年俸1.7億円からは大幅にアップすることがほぼ確実と言えるでしょう。

大山 悠輔【サイン】

・2023年の年俸:1.3億
・2024年の年俸予想:2億~2.5億(7000万~1.2億増)⇒2億8000万(1億5000万増)
岡田監督から早い段階で4番とファーストのポジションに指名され、全試合に出場した大山悠輔選手。

従来は早打ちが目立っていた大山選手ですが、今年はチームの方針をしっかりと理解し、早打ちが大幅に減りました。その結果、四球数が自己最多の99でリーグトップに。この四球数の影響もあり、出塁率でのタイトルも獲得しました。

本塁打と打点は若干減少しましたが、4番としての存在感は今シーズンが最も高かったと言えます。

これらの貢献を考慮すると、年俸の大幅なアップが十分に期待できるでしょう。

佐藤 輝明【サイン】

・2023年の年俸:8500万
・2024年の年俸予想:1.35億~1.55億(5000万~7000万増)⇒1.5億(6500万増)
5番サードとして期待されていた佐藤輝明選手ですが、開幕から不調でスタメンを外れ、2年ぶりに2軍に降格するなど序盤は厳しいシーズンでした。
ただし、オールスター明けから徐々に調子を取り戻し、球団史上初の新人からの3年連続20本塁打を達成。

本塁打数は1年目の記録である24に並び、打点も自己最多の92を記録しました。

特に9月はチームの11連勝と優勝決定に大いに貢献。最終的には9・10月度の月間MVPを受賞し、今後のブレイクが期待されています。

不調の期間もありましたが、その後の活躍を考慮すると年俸のアップは確実と言えるでしょう。

伊藤 将司【サイン】

・2023年の年俸:8000万
・2024年の年俸予想:1.3億~1.6億(5000万~8000万増)⇒1.6億(倍増)
今年もその安定力が目立つ伊藤将司投手。

開幕前には左肩の違和感から開幕ローテーションに入ることは見送られましたが、シーズンを通して安定したパフォーマンスを見せてくれたのはさすがです。

プロ1年目以来、10勝を挙げましたし、本人が最も重視していた初めての規定投球回数(自己最多の146イニング)も達成しました。これが評価を高めています。
入団してから3年連続でローテーションを確保した投手はほとんどいないため、億超えは確実と言えます。

中野 拓夢【サイン】

・2023年の年俸:7000万
・2024年の年俸予想:1.4億~1.7億(7000万~1億増)⇒1.5億(8000万増)
プロ2年目でショートのレギュラーを務めていましたが、岡田監督は送球難を懸念し、今年からセカンドにコンバートした中野拓夢選手。

開幕前にWBCの代表に選ばれてショートを守ったため、キャンプでのセカンドの練習は限られていたはずですが、それでも安定した守備を見せ、フルイニングでの出場を果たしました。

打順は2番が固定で、リーグで最も多い犠打を記録しつつ、最多安打のタイトルも獲得。盗塁では近本選手に次いで2位にランクインしました。

その活躍は、影のMVPと呼ぶにふさわしく、現在の7000万円の年俸からは大幅にアップすることは間違いありません。

坂本 誠志郎【サイン】

・2023年の年俸:2800万
・2024年の年俸予想:5600万~6500万(2800万~3700万増)⇒7000万円(4200万増)
今年は坂本誠志郎選手にとって最もブレイクしたシーズンとなりました。

当初、岡田監督は「正捕手は梅野」と公言していましたが、シーズンが始まってすぐに坂本選手がスタメンでマスクを被る機会が増え、開幕9連勝を飾るなど、例年に比べて非常に高い存在感を示しました。

終盤に梅野選手が死球で骨折し離脱してからは、坂本選手が完全にスタメン捕手として活躍しました。

もともと配球とフレーミングには定評がありましたが、今年でようやくその才能が全国に認知されたと言えます。
84試合に出場し、すべてがキャリアハイの成績を収めたシーズンでしたし、彼がいなかったらチームが終盤でどうなっていたか、考えるだけで大幅な年俸アップが妥当だと思われます。

木浪 聖也【サイン】

・2023年の年俸:2100万
・2024年の年俸予想:4200万~5100万(2100万~3000万増)⇒7100万円(5000万増)

今年は中野選手がセカンドにコンバートしたことで、ショートのレギュラーを奪い返したのが木浪聖也選手です。
開幕戦では小幡選手がスタートを切りましたが、7戦目以降はほぼレギュラーが固定され、8番打者として強烈な存在感を放っていました。

阪神の得点パターンは、8番の木浪選手が出塁し、その後1、2番が点を返すという形が多かったですね。

当初、岡田監督はショートは小幡選手で固定するつもりだったとされていますが、守備が堅実で肩も強い木浪選手を開幕前に併用すると公言していました。結果的に、木浪選手は圧倒的なパフォーマンスを見せました。

127試合の出場はキャリアハイであり、2年連続で年俸がダウンしていたものの、今年は大幅な年俸アップが期待されます。

大竹 耕太郎【サイン】

・2023年の年俸:2000万
・2024年の年俸予想:6000~7500万(4000万~5500万増)⇒6700万(4700万増)
現役ドラフトから入団して一気に大ブレークを果たした大竹耕太郎投手。

ソフトバンクでの通算勝利は10勝に留まっていましたが、阪神に移籍した初年度の今シーズンでは、12勝2敗、防御率2.26という驚くべき成績を収め、先発ローテーションを確実に支えました。

確かに体調不良で一時離脱もありましたが、緩急を駆使して1人で貯金10をもたらした功績は大きいです。
現在の年俸は2000万円ですが、これからどれだけアップするのかが楽しみですね。

村上 頌樹【サイン】

・2023年の年俸:750万
・2024年の年俸予想:6500万~7000万(5750万~6250万増)⇒6700万(6000万増)
プロ3年目にして急速にエースの座に上り詰めた村上頌樹投手。

今シーズン初先発となる東京ドームの試合では、7回までパーフェクト投球を披露し、その勢いを次の試合にも持ち越して完封勝利でプロ初勝利を挙げました。

優れたコントロールと回転数の高いストレートで、2年間勝利がなかった投手が、今シーズンは2桁勝利と防御率1.75で最優秀防御率のタイトルを獲得。
WHIP0.74は、戦後64年ぶりに更新しました。

新人王も濃厚。(新人王&MVPをW獲得)

昨年ブレイクした湯浅投手が9倍以上の年俸アップを考えると村上投手は今オフで最も注目される契約更改となるでしょう。

島本 浩也【サイン】

・2023年の年俸:2300万
・2024年の年俸予想:3500万~3800万(1200万~1500万増)⇒4800万(2500万増)

トミージョン手術から復活した苦労人の島本浩也投手。

完璧な火消しで優勝に大きく貢献しました。
阪神のリリーフ陣は強力ですが、ピンチから起用されてここまで抑えれる投手はいません。
35試合登板は2019年の63試合以来の登板数。

現在の年俸2300万からアップ提示は間違いないでしょう。

才木 浩人【サイン】

・2023年の年俸:1900万
・2024年の年俸予想:3900万~4200万(2000万~2300万増)⇒5000万(3100万増)

今季、二桁勝利が期待されていた才木浩人投手ですが、惜しくも8勝でシーズンを終えました。それでも彼のストレートは12球団中でもトップクラスの威力を誇ります。

DELTAの統計によれば、100イニング以上を投げた投手の中で、ストレートによる失点増減を示すwFAでは「16.7」という著しい数値をマークしました。この数値はオリックスの山本由伸選手の「21.8」に次いで、プロ野球12球団中2位です。

さらにWBCの強化試合で大谷選手からホームランを打たれたことがきっかけでフォークのクオリティも向上したとされ、次のシーズンもローテーションを支える重要な選手であるとの期待が寄せられています。
キャリアハイの成績を残したので、年俸アップは間違いないでしょう。

森下 翔太【サイン】

・2023年の年俸:1600万
・2024年の年俸予想:3200万~3600万(1600万~2000万増)⇒3800万(2200万増)

開幕戦でスタメンに名を連ねた新人の森下翔太選手。

開幕直後は不振に悩まされましたが、7月9日の甲子園でのヤクルト戦でプロ入り後初ホームランを打ち、それ以降は安定して本塁打を積み重ねる好調を維持しました。

ポストシーズンではクライマックスシリーズや日本シリーズでも注目の活躍を見せました。

将来的にはシーズンを通じて20本塁打を放つ潜在力を持っており、攻守両面でファンを興奮させるプレーを展開することが期待されています。彼はチームの中心選手としての地位を確立する可能性が高く、その結果として年俸の大幅なアップも予想されます。

石井 大智【サイン】

・2023年の年俸:1250万
・2024年の年俸予想:2500万~3250万(1250万~3250万増)⇒4000万(2750万円増)
チームの優勝に大きく貢献した右腕中継ぎ投手、石井大智。
島本投手が左のストッパーとして活躍する中、右投げの石井投手も「右の火消し」としてチームにとって欠かせない存在になりました。
150kmを超える速球と、打者を翻弄するシンカーで今シーズンはプロ初の勝利を挙げるなど、44試合に登板し19ホールド、防御率1.35というキャリアハイの成績を残しました。

その安定した投球はチームにとって頼りになり、中継ぎ投手としての今後の活躍が大いに期待されます。現在の年俸1250万円からは、大幅なアップが予測されるでしょう。

加治屋 蓮【サイン】

・2023年の年俸:3000万
・2024年の年俸予想:5500万~6000万(2500万~3000万増)⇒6000万(3000万増)

チームのブルペンを支える重要なピース、加治屋蓮投手は忘れてはならない存在です。
開幕からの連続無失点試合で球団記録を更新し、輝かしい成績を残しました。

シーズン通算で51試合に登板し、5年ぶりにシーズン50試合以上の出場を達成し、チームの優勝に貢献しました。
特にシーズン前半では阪神の支柱として際立った活躍。

2019年に記録した最高年俸3800万円を超えることは間違いないでしょう。

西 純矢【サイン】

・2023年の年俸:2800万
・2024年の年俸予想:3100万~3500万(300万~700万増)⇒3800万(1000万増)

プロ3年目にして初となる開幕ローテーションに入りを果たした西純矢投手。

シーズン序盤には打ち込まれる試合が多く、一時は中継ぎに役割を変更されたり、再び先発に戻るなどして自分の定位置を固めることができませんでした。しかし総じて、チームの戦力としては貢献してくれました。

本人は先発投手を志向していると考えられるため、来シーズン以降のさらなる成長に期待が集まります

桐敷 拓馬【サイン】

・2023年の年俸:1100万
・2024年の年俸予想:2500万~3000万(1400~2900万増)⇒3300万(2200万増)

岡田監督が「スペードのエース」と讃えるほどの信頼を寄せる桐敷拓馬投手。

今年はプロ初の勝利を飾り、14ホールドをマークしました。クライマックスシリーズや日本シリーズでも重要な場面での起用が続いたことで、その評価の高さが伺えます。

元来先発志向でありながら、イニングを跨いで投げることができる中継ぎ投手としても多くの場面でチームを救ってきました。

今後の役割は未定ですが、先発としても、中継ぎとしても高いパフォーマンスが期待できます。

現在1100万円の年俸は、これらの活躍を考慮すると大幅なアップが見込まれそうです。

小野寺 暖【サイン】

・2023年の年俸:820万
・2024年の年俸予想:900万~1000万(80万~180万増)⇒1700万(880万増)

8月のチーム二桁連勝に貢献した小野寺暖選手。

今年はチームの状況に応じて、左翼、中堅、右翼と多岐にわたって守備位置をこなすだけでなく、プロ入り後初めてサードを守るなど、先発出場の幅を広げました。
出場試合数、安打数、そして打率、これらすべてが自己最高の成績を更新したので、微量でも年俸アップはするでしょう。

前川 右京【サイン】

・2023年の年俸:500万
・2024年の年俸予想:1000万~1200万(500万~700万増)⇒850万円(350万増)

高卒2年目でその才能を開花させた前川右京選手。

春季キャンプでは一軍入りが見込まれていましたが、体調管理の問題で二軍スタートとなりました。それでも、24試合にスターティングメンバーとして出場し、合計33試合に出場するなど、実績を積みました。
一試合で3度の三振を喫し、涙を見せる場面もありましたが、期待の若手外野手として、これからの成長が非常に待ち遠しいですね。
現在の年俸500万から倍はアップするでしょう。

及川 雅貴【サイン】

・2023年の年俸:1500万
・2024年の年俸予想:2000万~2200万(500万~700万増)⇒3200万(1700万増)
優勝が決まった翌日に、プロ初の先発マウンドに上がった及川雅貴投手。

昨年は試合への登板が少なく、物足りないシーズンを過ごしましたが、今年はビハインド時を中心に33試合に投げ、確実に経験を積んでいます。
さらに、カーネクストアジアプロ野球チャンピオンシップで日本代表に選出されたこともあり、将来が期待される若手の左腕としての注目度が高まっています。

小幡 竜平【サイン】

・2023年の年俸:1400万
・2024年の年俸予想:1800万~2100万(400万~700万増)⇒2100万(700万増)

開幕戦でスタメン出場を飾った小幡竜平選手は、ショートの定位置を確保することに岡田監督からも期待されていました。しかし、木浪選手の活躍により、小幡選手にとっては満足できないシーズンとなりました。

それでも、19試合のスタメン出場は彼のキャリアハイを更新する結果であり、ショートのレギュラー争いは今後も予断を許さない状況。

来季に向けてのレギュラー獲得を目指す小幡選手の動向からは目が離せません。年俸も現在の1400万円からの増額が見込まれています。

馬場 皐輔【サイン】⇒現役ドラフトで巨人

・2023年の年俸:2950万
・2024年の年俸予想:3450万~3650万(500万~700万増)⇒3500万(550万増)

ビハインドでの救援がメインの馬場皐輔投手。

昨年は7試合の登板にとどまりましたが、今年は19試合に登板し、ビハインドの状況から試合の流れを変える活躍を見せたこともありました。

登板機会は多くはありませんが、その投球力は阪神のレベルにあるとされ、他の球団であれば勝ち試合での中継ぎとして起用される可能性があるとの声も聞かれます。

現役ドラフト候補との噂もある中、彼は貴重な右腕の中継ぎ投手。
年俸は少し上がる可能性は高いでしょう。

現役ドラフトで巨人に移籍

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阪神年俸予想2024!【減額組7選】

2024年の契約更新で年俸がダウンしそうな選手を7人ピックアップ。

秋山 拓巳【サイン】

・2023年の年俸:8800万
・2024年の年俸予想:6400万~7000万(1800万~2400万減)⇒4400万(4400万減)

今年、わずか2試合の登板に留まった秋山拓巳投手。

開幕2戦目では、5回で5点を失い、翌日に二軍への降格が決まりました。約4ヶ月後の8月2日、一軍へ戻り中日戦で再び先発のマウンドに立つも、5回完投を果たせずに3点を許し、敗戦投手の憂き目にあい、続く日には再び二軍へと送られました。

二軍では8勝を記録し、前年に続いて最多勝利投手に輝きましたが、一軍での登板はこの2試合のみに終わったので2年連続でダウン提示は濃厚。

糸原 健斗【サイン】

・2023年の年俸:8000万
・2024年の年俸予想:6500万~7000万(1000万~1500万減)⇒7000万(1000万減)

今年は岡田監督のレギューラー構想から外れた糸原健斗選手。

出場は69試合にとどまり、その中でスタメン出場はわずか8試合でした。
しかし、左の代打としては際立った存在感を示し、チームにとって欠かせない選手であったことは確かです。

優勝したとはいえ、出場試合数が大幅に減少したため、年俸のダウン提示は避けられないでしょう。

湯浅 京己【サイン】

・2023年の年俸:4500万
・2024年の年俸予想:3500万~3700万(800万~1000万減)4500万(現状維持)

クローザーとしての活躍が期待された湯浅京己投手ですが、苦難のシーズンとなりました。
交流戦では救援に失敗が続き、オリックス戦ではリードを保てず2本のホームランを浴びせられ、2軍への降格。
さらに右前腕と左脇腹の故障で長期間一軍のマウンドから遠ざかりました。
シーズン通して一軍での貢献が見られなかった湯浅投手でしたが、フェニックスリーグでの好成績を経て、日本シリーズではベンチ入りを果たし、試合の流れを変える活躍を見せてお立ち台にも上がり存在感をしましました。

前年に比べて大幅に増額された年俸でしたが、今シーズンの結果を受けて次年度は減額を避けられない状況です

渡邉 諒【サイン】

・2023年の年俸:4000万
・2024年の年俸予想:3600万~3800万(200万~400万減)⇒3750万(250万円減)

交換トレードで今季から入団した渡邉諒選手。

佐藤選手が不調の時にスタメン出場、交流戦でもDHとして活躍。
初戦の日本シリーズでもDHとしてスタメン出場するとタイムリーを放ちました。

現在の年俸4000万で59試合出場、11試合のスタメン出場は物足りなさを感じますので、若干のダウン提示になるかもしれません。

浜地 真澄【サイン】

・2023年の年俸:3200万
・2024年の年俸予想:2500万~2700万(500万~700万減)⇒3000万(200万減)

開幕以降不振が続き、3回の二軍降格を経験した浜地真澄投手。
結果的に30試合登板は果たしましたが、防御率5.86ということで大事な場面で起用されることはありませんでした。
昨年の活躍からこのシーズンにかけての大きな期待があったにもかかわらず、自慢のストレートが威力を欠き、打たれる場面が多く見受けられました。

右肩のコンディション不良も影響し、今年はリハビリに専念することになりました。昨年の大幅な年俸アップを受け、今回の契約では減俸が提案される可能性が高いと思われます。

原口 文仁【サイン】

・2023年の年俸:3100万
・2024年の年俸予想:2800万~3000万(100万~300万減)⇒3100万(現状維持)

今年も代打の切り札として期待された原口文仁選手は、2年ぶりに一軍でシーズンを迎え、開幕戦のベンチ入りを果たしました。
第3試合の京セラドーム大阪での8回裏、2アウト2塁の場面で代打として登場し、エドウィン・エスコバーから打ち出した2ランホームランは、チームのレギュラーシーズン初ホームランとして印象的。

その後もセ・パ交流戦が始まる直前まで代打としての起用が続きましたが、打率は1割台に低迷し、交流戦の前半には二軍での調整を余儀なくされました。

54試合の出場は去年を上回るものの、打率.192、得点圏打率.200という成績は昨年を下回ってしまいました。そのため、契約更改では減額提示される可能性が高いと考えられます。

島田 海吏【サイン】

・2023年の年俸:3000万
・2024年の年俸予想:2800万~2900万(100万~200万減)⇒3000万(現状維持)

主に守備固めと代走要因で起用された島田海吏選手。

去年123試合に出場し、そのうち69試合でスタメンとしてキャリアハイの成績を残しました。しかし、今年は森下選手や前川選手の台頭もあり、出場試合数は101試合にとどまり、スタメン出場は19試合に留まりました。

昨年は大きく飛躍したものの、今年は打率が.145と低迷し、出場機会の減少により盗塁数も7個にとどまりました。これは本人にとっても不本意な成績であると言えるでしょう。

現在の年俸は3000万円ですが、この成績を受けて次の契約では減額を提示されることが予想されます

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阪神年俸予想2024!【現状維持組3選】

2024年の契約更新で年俸が現状維持になりそうな選手を3人ピックアップ。

青柳 晃洋【サイン】

・2023年の年俸:2.4億
・2024年の年俸予想:2.4億(現状維持)⇒2.1億(3000万減)

今年、初めて開幕投手を務めた青柳晃洋投手は、開幕戦で勝利を収めましたが、シーズン序盤には左打者へのインコースが甘く入るなどして最多7失点を記録し、2軍への降格を経験しました。

それでも後半戦には再び開幕投手として起用され、岡田監督の期待に応える形で成績を回復させてきました。
しかし、2桁勝利には届かず、防御率4.57という数字はエースとしては満足のいくものではありません。
年俸2.4億円からの増額は難しいと見られていますが、リーグ優勝への貢献と8勝を挙げたことで、何とか現状維持の可能性も残されています。

植田 海【サイン】

・2023年の年俸:1800万
・2024年の年俸予想:1800万(現状維持)⇒1800万(現状維持)

今年も代走の切り札として活躍した植田海選手。

スタメン出場がないので、安打数は0でしたが、試合終盤の緊迫した局面での代走としての出場は非常に貴重でした。

盗塁技術に関しては、近本選手や中野選手を上回るとも評されており、今後も重要な代走要員としての活躍が期待されています。

年俸の大幅なアップは難しいかもしれませんが、去年と同じ盗塁数を維持していることから、現状維持かわずかながらの増額が見込まれるでしょう。

熊谷 敬宥【サイン】

・2023年の年俸:1750万
・2024年の年俸予想:1750万(現状維持)⇒1750万(現状維持)
主に代走要因として期待される熊谷敬宥選手。

去年は7試合のスタメン出場を果たしましたが、今年はスタメン出場がなく、ポジションが固定された内野手としても守備の機会は少なめでした。

今年の熊谷選手について言えば、DeNAの京田選手に盗塁を阻まれ、走塁妨害には至らなかったものの、そのシーンが特に印象に残っています。

代走としてチームに欠かせない存在ではありますが、出場試合数の減少により、年俸のアップは難しいかもしれません。

まとめ

以上、2024年に向けて阪神の契約更改による増額、減額、現状維持にわけての年俸を予想してみました。

18年ぶりの優勝を達成して年俸アップする選手が多いと思われます。
今年は村上投手、大竹投手、ルーキー森下選手の増額に注目されるでしょう。

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