これまで阪神はいろんなFA獲得選手を獲得してきた球団ですが、阪神は中日の又吉投手の調査に動き出していることがわかっています。
中日又吉投手はランクBなので、阪神が獲得した場合は「金銭補償」か「人的補償」のいずれかを選択しなければなりません。
ランクBの選手に対する補償
・人的補償なし⇒旧年俸の0.6倍の金銭(2度目以降のFAでは旧年俸の0.3倍の金銭)
・人的補償あり⇒獲得制限外の選手1名+旧年俸の0.4倍の金銭(2度目以降のFAでは獲得制限外の選手1名+旧年俸の0.2倍の金銭)
阪神はスアレス投手、梅野選手の残留交渉や年俸が大幅にアップする選手も多いことから又吉投手を獲得した場合に金銭補償になる可能性は現状低いと思っています。
というわけで、今回は中日又吉投手がFA行使から阪神が獲得したことを前提に「人的補償になりそうな選手」「プロテクト28名」を予想してみました。
目次
【中日又吉FA獲得の場合】阪神からプロテクトされる28名から予想
プロテクトされた選手が報道されることありませんが、現状の阪神からプロテクトされる選手をポジション別に予想してみました。
投手【14名】
投手陣はこの14選手が妥当だと思いました。
本来あと2名ほどプロテクトしたいところですが、中日は人的補償で野手をピックアップしてくる可能性が高いことから有能な野手を少しでも残しておきたいのではないでしょうか。
捕手【3名】
梅野選手の去就もありますが、捕手は現状この3選手はプロテクトされるはず。
原口選手は年々捕手としてカウントされるのか微妙な感じもしますが、手放せない選手です。
期待の榮枝選手は2021年終盤に1軍ベンチ入ったけど出場はゼロということで、現状プロテクト入りは考え難いですね。
そもそも中日が阪神から捕手を獲得するとは思えません。
内野手【6名】
北條選手は左肩を手術したのでプロテクト漏れする可能性は高いと思われます。
右打ちの内野手は阪神にとって貴重ではありますが。レギューラー以外の手術明け選手を人的補償で獲得する可能性は低いです。
高寺選手はまだ1軍経験はありませんが、フェニックスリーグを活躍をみたら打てる内野手としてレギュラー争いに必ず入ってくる選手なのでプロテクトしておきたいでしょう。
というのも中日の最大の補強は外野ですが、二遊間も強化ポイントに入っていることから高寺選手のような将来有望株は狙ってくる可能性は高いはず。
外野手【5名】
髙山選手はブランクは長いけどプロテクト漏れしたらもってる能力的には真っ先に狙ってくる選手と思われます。
本来なら島田選手もプロテクトしたいはずですが、阪神には同じタイプの選手が複数います。
となれば長打力のある板山選手はプロテクトしておきたいでしょう。
怪我の多い井上選手ですが、まだまだ将来の大砲候補として放出できる選手ではないですし、ファームで首位打者を獲得して1軍でも出場した小野寺選手もプロテクトされる可能性は高いと思われます。
【中日又吉FA獲得の場合】阪神から人的補償になりそな選手を予想
中日はとにかく貧困打線を何とかしたいはずなので、長打力のある選手を中心に調査してくると思われます。
そんなプロテクト漏れしそうな選手から獲得しそうな選手はこちら。
陽川 尚将
阪神の中でも佐藤輝に次いで飛距離はトップクラス。
ただ、若手野手の台頭してきてるので陽川選手がプロテクト枠に入るのは考えにくいです。
バットの芯で打つ確率が低くスタメンとしては難しいかもしれませんが、藤川球児さんも陽川選手がシーズン通して出場できれば30本塁打は期待できると言ってました。
中日側としても飛距離の打てる選手がベンチに1人でいるだけでも大きな選手になるはず。
江越 大賀
人間離れした身体能力で毎年期待されていますが、現状は守備と代走要員でしか出番がありません。
打席数が少ないとはいえ、ここ3年間でヒットはわずかに1本
今の外野手の状況的にプロテクト枠に入るのは難しいと思います。
守備、足、肩の強さは一級品、長打力もありますが決定力の低さが江越選手の弱点。
とんでもないボール球振って三振したと思えば、とんでもない難しいボールを弾丸ライナーでスタンドまで持っていける選手なので、決定力が上がれば一流選手に化ける要素は残っているので中日にとってもこういった選手は魅力的だと思います。
まとめ
以上、今回は中日の又吉投手がFA行使して実際に阪神に移籍した前提の記事として、阪神からプロテクトされる28名、人的補償となる選手を2名予想してみました。
プロテクトされそうな28名:投手14名、捕手3名、内野手6名、外野手5名
人的補償になりそうな選手:陽川 尚将、江越 大賀。
又吉投手がどういった決断になるのかわかりませんが、2021シーズンのオフから目が離せません。
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