阪神平成ベストナイン!
今回は平成となる1989年1月8日~2019年4月30日の期間で活躍した選手を「阪神平成ベストナイン」にまとめてみました。
阪神は1985年に優勝して以来暗黒時代が続き、2003年・2005年にリーグ優勝していますが、それ以来平成で優勝することはありませんでしたが、歴代の平成でみると豪華なスターが揃っています。
投手は他の球団と比較してもトップクラスの顔ぶれですが、生え抜き野手が育たないチームなので、平成のベストナインの半分は外国人含む外様になってしまいました。
「阪神平成ベストナイン」の他にも「阪神平成№1エース」「阪神平成№1リリーフ」「阪神平成№1監督」の項目にわけてみました。
阪神ファンの皆さんの意見はどうでしょうか?
阪神平成ベストナイン
1985年優勝メンバーで平成とかぶってる選手もいますが、当時はすでに全盛期が終わってるのであえて省いています。
そんな阪神平成ベストナインはこちらの選手を選びました。
1番:マートン(右)
2番:赤星憲広(中)
3番:オマリー(一)
4番:金本知憲(左)
5番:今岡誠(三)
6番:鳥谷敬(遊)
7番:矢野燿大(捕)
8番:和田豊(二)
他の候補者:新庄剛志、桧山進次郎、関本賢太郎、新井貴浩
やっぱり平成ベストナインでマートンは外せません。
守備に問題あるので本来はレフトが妥当ですが、金本さんがいるのでライトになります。
シーズン最多安打更新や、長打力もそこそこあって、先頭打者としてもクリーンアップとしてもどちらでも脅威な存在だったはず。
在籍後半は性格が出たのか、問題児的な存在ではありましたが、阪神としては珍しい最強の外国人でしたね。
センターは赤星さんか新庄さんの二択になるでしょう。
「守備範囲、盗塁数なら赤星」
「肩の強さ、長打力なら新庄」
といったようにタイプが全然違いますが、5年連続盗塁王は異例なので赤星さんをセンターに置きたいところ。
赤星さんを選ぶならこのメンバーのバランス的に2番が妥当。
オマリーは暗黒時代で首位打者を獲得するなど、当時最高の外国人でした。阪神愛もすごい。
長打に物足りなさを感じて1994年のオフに自由契約になりましたが、翌年の1995年ヤクルトに移籍すると31本塁打記録・・・
オマリーは絶妙なバッティングコントロールで常に3割以上をキープしながらも、本拠地が広い甲子園で15本~20本以上を打ってたのにもったいなかったですね。その後の外国人助っ人が最悪だらけだったので、阪神らしいというか何というか、、、
4番は金本さんで決まり!
本拠地が甲子園で不利と言われる左打者でも2005年は40本を記録、このシーズンはラッキーゾーンがなかったら多分50本以上打っていたでしょう。
というかラッキーゾーンがあれば40本超えのシーズンも数回あったはず。2004年からさらに長打にこだわってバッティングスタイルを変更すると30代半ばでキャリアハイを達成。
広島時代は広島市民球場(現在はマツダスタジアムで若干広め)という狭い本拠地だったわけですが、球場が広い本拠地の阪神に移籍してまさかここまで本塁打が増えるなんて予想していなかっただけに本当にすごい選手だったなと。
2005年に広島で本塁打王(43本)を獲った新井さんは阪神にきてから広い甲子園ということもあって、一度も20本超えを達成してないので、やっぱり金本さんは別格です。
チャンスにも強いので文句なしの4番になるのではないでしょうか。
5番は今岡誠さん。
2002年にブレイクして、天才的な打撃センスで2005年には球団記録の147打点は驚異。
クールな印象ですが、うちに秘めた闘争心は阪神ファンならわかりますよね。
2006年以降は一気に急下降してしまったのが残念ではありますが、この選手は外せません。
6番には鳥谷選手。
ルーキーイヤーから15年目まで開幕スタメン。
入団当初はショートの守備に心配な声もありましたが、持ち前の努力でゴールデングラブ賞が5回(2017年にはサードで獲得)。
派手なバッティングスタイルではありませんが、選球眼の良さは一級品。
守れる・打てるショートとして3番を努めたシーズンも多いですし、2009年には20本塁打を達成。
平成の生え抜き野手では№1でしょう。
7番の捕手には矢野さん。
中日からトレード入団ですが、生え抜きといってもいい選手ですね。
肘の故障や2010年からメジャー帰りの城島健司さんが入団してポジションを失いましたが、阪神の捕手は昭和は田淵、平成は矢野になるのではないでしょうか。
8番のセカンドには和田豊さん。
常に逆方向の打球の印象があり、3割をキープしたシーズンも多いですね。守備の名手でもあり、ゴールデングラブ賞が3回。
本来1番か2番に配置したいところですが、面子を考えたら8番あたりが妥当かなと。
阪神平成№1エース
こちらは井川慶投手で決まり。
歴代の勝利数で考えたら能見投手やメッセンジャーとなりますが、2001年から2006年の井川慶投手は別格な存在。
2003年の20勝達成や沢村賞含めた多くのタイトルもそうですが、シーズン200イニングを4度達成はありえない数字です。
今後200イニングを連続で達成できる投手はそう出てこないでしょう。
平成を代表する阪神のエースは井川慶投手が妥当かなと思います。
阪神平成№1リリーフ
言うまでもなくJFKで決まり。
J⇒ジェフ・ウィリアムス
F⇒藤川球児
K⇒久保田智之
2005年から2008年までフル回転していた、最強リリーフ陣。
特に2005年の先発投手は6回まで抑えたらあとはJFKにお任せ。といった感じでしたね。
相手チームからすれば6回までに阪神にリードされていたらほぼ負ける印象になっていたはず。
下柳剛さんが2005年に最多勝を獲得していますが、JFKあっての最多勝ですよね。
2006年途中から抑えに定着した藤川球児投手の火の玉ストレートは野球界全体でも話題になりましたね。
なので平成№1抑えは藤川球児投手で間違いないでしょう。
阪神平成№1監督
平成に阪神が優勝したのが2003年と2005年
2003年の監督:星野仙一さん
2005年の監督:岡田彰布さん
この2択か、暗黒時代に黄金期となる若手を育てた野村克也さんといっても過言ではありませんが、18年ぶりに優勝を果たした星野仙一さんになるのかなと思いました。
チームの雰囲気も変わって、黄金期の始まりとなりましたので。
岡田彰布さんも2軍監督時代の選手が黄金期の主力メンバーになったわけですから、優秀監督に間違いありませんが、当時の主力選手が全盛期を迎えていたときに監督就任ということもあったので、やっぱり阪神平成№1監督は星野さんです!
阪神の歴代4番
阪神の歴代外国人
まとめ
すごい顔ぶれにはなりますが、気がかりなのが生え抜き野手のスターが他球団と比べて少ないところ。
阪神は大砲が育たないことが特徴的なチームなので、平成の期間で生え抜きの絶対的な4番がいないことも事実。
令和になってからの阪神から生え抜きの絶対的4番、生え抜きの絶対的エース、生え抜きの絶対的抑えが誕生してくれることを期待したいですね。
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